いわて鋳造研究会

いわて鋳造研究会は、南部鉄器の産地として有名な岩手県奥州市を中心に、産学官連携で活動している鋳物企業の研究グループです。

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〒023-0132 岩手県奥州市水沢羽田町字明正131

令和3年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会・特別講演会を開催しました

令和3年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会・特別講演会を開催しました

令和3年12月8日(水)13:30より、

令和3年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会・特別講演会を開催しました。

 

今回はコロナ感染拡大後初めてのホテル開催となりました

会場の様子

 

出席者は会員や顧問、アドバイザーなど24名でした。

 

佐藤輝貴会長は

「鋳造業界は人手不足、材料費高騰、カーボンニュートラルなど

たくさんの問題に直面している。

研究をし、研究会というこの場を活用して前進して行こう。」

と語りました。

佐藤会長((株)根岸工業所 代表取締役社長)

 

今回の発表内容は以下の通りです。

1 岩手鋳機工業(株)  球状化処理における Si値の上昇を抑える処理方法の模索 

2 (株)及精鋳造所 非破壊検査による鋳鉄の材質評価方法の検討

3 (株)水沢鋳工所 作業負荷低減の検討

4岩手製鉄(株) 薄肉ハウジング鋳物の表層における微細欠陥対策

発表の様子

 

発表件数は事情により少な目ではありましたが

それぞれの知見から活発な議論をすることができました。

 

講演の最後に、岩手大学特任教授の小綿利憲先生より

各社へのコメントと激励をいただきました。

 

中間報告会の後、特別講演会として

水沢公共職業安定所統括職業指導官 黒澤勝治氏より

”ハローワーク水沢管内の雇用情勢と人材確保力の向上”

と題して近隣の雇用失業情勢や人材確保について

お話いただきました。

講師の黒澤勝治氏

 

エリアとして若い人材が減少傾向であることのみならず、

大手企業進出などで全体的に人材不足気味であることや

求職者へ興味を持ってもらうためのアピールポイントについて、

また、雇用した後長く務めてもらうために

企業としてどのような取り組みをすべきなのかといった

具体的な話を聞くことができました。

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