いわて鋳造研究会

いわて鋳造研究会は、南部鉄器の産地として有名な岩手県奥州市を中心に、産学官連携で活動している鋳物企業の研究グループです。

TEL.0197-51-8666

〒023-0132 岩手県奥州市水沢羽田町字明正131

設立趣旨

 中国をはじめとする新興国の低廉で豊富な労働力、急速な生産力の増強、品質の向上等に対し、我々鋳造企業は今までと同じ製造法、コスト、納期、品質のままでは競争に勝ち抜くことができません。

知恵と技術を活かし、より付加価値の高い鋳造造りを追い求めることで競争力を高めていく必要があります。

 一方、奥州市は岩手大学との間に相互友好協力協定を締結しており、その一環として鋳造企業に人材育成と技術力の向上を図るため、岩手大学理工学部と連携し、鋳造技術研修講座、講演会等を行ってまいりました。

 このような経緯(背景)の中、個々の企業でできることには限界があり、また、地区としてレベルアップを図るためにも、グループとして活動していきたいとの要望が上がりました。

 こうして岩手大学理工学部からのご指導を頂き、平成15年度に、「いわて鋳造研究会」を発足させることとなりました。当研究会は関係各機関のご協力のもと、会員企業が共に研鑽し合い技術力の強化を図り、新技術、新商品開発が可能な企業体質への改善を図ることを目的としています。