令和3年12月8日(水)13:30より、
令和3年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会・特別講演会を開催しました。
今回はコロナ感染拡大後初めてのホテル開催となりました。
会場の様子
出席者は会員や顧問、アドバイザーなど24名でした。
佐藤輝貴会長は
「鋳造業界は人手不足、材料費高騰、カーボンニュートラルなど
たくさんの問題に直面している。
研究をし、研究会というこの場を活用して前進して行こう。」
と語りました。
佐藤会長((株)根岸工業所 代表取締役社長)
今回の発表内容は以下の通りです。
1 岩手鋳機工業(株) 球状化処理における Si値の上昇を抑える処理方法の模索
2 (株)及精鋳造所 非破壊検査による鋳鉄の材質評価方法の検討
3 (株)水沢鋳工所 作業負荷低減の検討
4岩手製鉄(株) 薄肉ハウジング鋳物の表層における微細欠陥対策
発表の様子
発表件数は事情により少な目ではありましたが
それぞれの知見から活発な議論をすることができました。
講演の最後に、岩手大学特任教授の小綿利憲先生より
各社へのコメントと激励をいただきました。
中間報告会の後、特別講演会として
水沢公共職業安定所統括職業指導官 黒澤勝治氏より
”ハローワーク水沢管内の雇用情勢と人材確保力の向上”
と題して近隣の雇用失業情勢や人材確保について
お話いただきました。
講師の黒澤勝治氏
エリアとして若い人材が減少傾向であることのみならず、
大手企業進出などで全体的に人材不足気味であることや
求職者へ興味を持ってもらうためのアピールポイントについて、
また、雇用した後長く務めてもらうために
企業としてどのような取り組みをすべきなのかといった
具体的な話を聞くことができました。
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