いわて鋳造研究会

いわて鋳造研究会は、南部鉄器の産地として有名な岩手県奥州市を中心に、産学官連携で活動している鋳物企業の研究グループです。

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〒023-0132 岩手県奥州市水沢羽田町字明正131

第4回会員企業工場見学(株式会社及富)を行いました

第4回会員企業工場見学(株式会社及富)を行いました

令和2年11月11日(水)、第4回会員企業見学会として

株式会社及富へ行ってきました。

 

株式会社及富HPは こちら からどうぞ。

※写真は(株)及富オンラインショップよりお借りしました。

 

株式会社及富は嘉永元年(1848年)創業の伝統ある南部鉄器工場で

・鉄瓶、急

・風鈴

・鉄鍋

などの製造販売をしています。

 

今回参加したのは4社と岩手大学関係、および事務局の計11名でした。

 

初めにいわて鋳造研究会 佐藤庄一会長が挨拶をし、

その後及富の菊地海人アートディレクターに

工場の中を案内していただきました。

及富の菊地アートディレクターから説明を受ける参加者たち

 

及富の最近発売した商品の中で、

もっとも反響が大きかった「南部鉄玉 アマビエ」は

開発から販売開始までなんと2週間で行ったそう。

菊地アートディレクターは

「デザイン、型作りから鋳造、仕上げ、発送まで

すべて自社で行えるからできること。」とおっしゃっていました。

 

及富では南部鉄器の新しいジャンルとして

音楽の分野に注目しており、

エレキギターのエフェクター(音質を変える機械)を共同開発している

合同会社 福嶋圭次郎の福嶋圭次郎代表取締役からも

話を聞くことができました。

電機部品の入っている箱を南部鉄器で作ると

重厚感があるとても良い音が鳴るそうで

参加者一同とても驚きました。

 

合同会社福嶋圭次郎(kgr harmony)HPはこちらからどうぞ。

福嶋代表取締役の説明を聞く参加者たち

 

技術的なもの、南部鉄器のこれからについてなど

広い内容について質疑応答をし、

最後に参加者代表として水田鋳造所 水田和博代表取締役社長から

お礼の言葉をお伝えし工場見学は終了しました。

参加者全員で集合写真

 

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