令和3年9月13日(月)14:00より、
令和3年度いわて鋳造研究会第1回中間報告会・特別講演会を開催しました。
今回はコロナ感染予防対策のため
初めてのオンライン開催となりました。
出席者は会員や顧問、アドバイザーなど30名でした。
佐藤輝貴会長は今回、会長になって初めての研究会開催で
「コロナ禍で今まで通りにはいかないが
オンライン開催することで新しい手法に慣れるきっかけになればいいと思う。
人材不足や材料高騰の問題など、今後業界として直面するであろうが
この研究会を解決する足掛かりとしてほしい。」
と語りました。
今回の発表内容は以下の通りです。
岩手鋳機工業㈱ 球状化処理における Si値の上昇を抑える処理方法の模索
㈱及精鋳造所 非破壊検査による鋳鉄の材質評価方法の検討
㈱水沢鋳工所 プチ改善事例紹介
㈲前田鋳工所 「逆止弁」油漏れ不具合対策
㈱シグマ製作所 私達が進めるPM活動
岩手製鉄㈱ 冷し金の性質調査 薄肉ハウジング鋳物の表層における微細欠陥対策
㈱及富 菊地海人 砂鉄材料の鋳造分析
初めてのオンライン開催ではありましたが
発表者の操作・発表に滞りはなく
意見交換も積極的に行われました。
講演の最後に、岩手大学特任教授の山田聡先生より
各社へのコメントと激励をいただきました。
中間報告会の後、特別講演会として
公益社団法人いわて産業振興センターの福島富士子氏より
”ばえる!各種補助金申請書の書き方ポイント”
と題して補助金申請時の考え方や最近の傾向について
お話いただきました。
一般的なポイントや鋳造業界ならではの視点について教えていただき、
また、今後申請する際にはご協力いただけるとのことで
とても心強く思いました。