去る9月30日に秋田大学で行われた、日本鋳造工学会第170回大会において、本研究会会長の佐藤庄一が「日本鋳造工学会創立85周年特別功労賞」を、㈱水沢鋳工所の「南部鉄器“極め羽釜”」が当年の最新技術を用いた優れた鋳物に与えられる「Castings of the Year賞」を、それぞれ受賞いたしました。
○公益社団法人日本鋳造工学会創立85周年特別功労賞
株式会社根岸工業所代表取締役会長 佐藤庄一氏
受賞理由:学会の発展に尽力し、鋳造工学に関する学問・技術の進歩向上に指導的役割を果たした。
具体的内容:
・平成23~25年度のサポイン事業(経済産業省の産学官連携補助採択事業)の取り組み
・機械加工屑圧粉体(ブリケット)の再溶解技術の開発
・バイオコークスのキュポラ溶解技術の確立
・「いわて鋳造研究会」の会長(H23年度~)としての功績
・(H24.10)日本鋳造工学会第161回全国講演大会(盛岡大会)の実行委員として大会開催に貢献
・(H28.5)第72回世界鋳造会議(WFC2016)の募金委員として活躍 など
○Castings of the Year賞
株式会社水沢鋳工所(代表者:及川勝比古代表取締役社長)『南部鉄器“極め羽釜”』
受賞理由:
IH炊飯ジャー用鋳鉄製羽釜の開発について、購入者が受ける恩恵が大きく、また他の自社製品への発展性が認められ、鋳造業界の成長発展への寄与度が高いと評価されたもの。