11月13日(水)に、第2回会員企業工場見学会を開催いたしました。
今回の見学先は有限会社三協金属で、参加者は17人でした。
こちらは一関市花泉町にあり、機械鋳物と工芸鋳物の両方を製造している企業です。
三協金属では、造型及び注湯に「ラクラクハンド」というハンドクレーンを利用して作業者の負担を減らす工夫や、砂型を台車で運ぶことで工場の限られたスペースを有効活用する工夫などがされており、参加者も皆興味深くそれらの工程を見学していました。
また、三協金属では造型・溶解・仕上げ等を完全に分業せず、各作業者が状況に応じて複数の工程に関わる多能工化が進んでいました。
小岩社長は、これによって作業者の鋳物への教養が深まると共に視野が広がり、フォローの必要なときには人がすぐに来るなど作業者同士の連携も良くなったと語られていました。
また、終了後のアンケートでも様々な意見が出され、受入企業へと伝えられました。