9月2日(水)に、平成27年度いわて鋳造研究会第1回中間報告会を開催いたしました。
発表内容 | 企業 | |
1. | 片状黒鉛鋳鉄における接種剤の影響 | ㈱水沢鋳工所 |
2. | ダクタイル鋳鉄のヒケ不良対策 | ㈱及泰 |
3. | 球状黒鉛鋳鉄の配合変更による切削性の問題と改善 | 岩手鋳機工業㈱ |
4. | FC250相当の元湯を用いたFC300製造実験 | ㈱及精鋳造所 |
5. | 接種剤と材料強度の関係について | ㈱シグマ製作所 |
6. | 青銅鋳物の鋳肌安定化 | ㈲前田合金鋳造所 |
7. | 不良大製品の合格率向上 | 東北三和金属㈱ |
8. | フラン鋳型での差し込み(焼き付き)対策 | 岩手製鉄㈱ |
9. | 鋳鉄鋳物の中子崩壊性の改善 | ㈱根岸工業所、㈲佐酉 |
10. | 次世代硫黄フリー“バイオコークス”キュポラ溶解による実用化試験 | ㈲及春鋳造所 |
特別講演会 | |
演題「発注者から鋳物屋に望むもの」 | 講師:舩山美松氏(福島製鋼株式会社 監査役) |
中間報告会では、今年度の研究テーマの内容や、ここまでの進捗状況について報告を行いました。
今後は、各社が技術アドバイザーの指導を受けながら、12月の第2回中間報告会、そして3月の成果発表会を目指して研究を進めていきます。
中間報告会の後は、講師として福島製鋼株式会社監査役の舩山美松氏をお招きし、特別講演会を開催いたしました。
福島製鋼株式会社の沿革とご自身の経歴をご紹介いただき、舩山氏のこれまでのご経験やご苦労から、発注者の望むこと、互いに「ベストパートナー」となるために必要なことについて、講演していただきました。
また、終了後には情報交流会を行い、中間報告や講演で聞けなかった話や意見を交換しながら、親睦を深めました。