いわて鋳造研究会

いわて鋳造研究会は、南部鉄器の産地として有名な岩手県奥州市を中心に、産学官連携で活動している鋳物企業の研究グループです。

TEL.0197-51-8666

〒023-0132 岩手県奥州市水沢羽田町字明正131

令和6年度いわて鋳造研究会総会・特別講演会を開催しました。

令和6年度いわて鋳造研究会総会・特別講演会を開催しました。

令和6年6月28日(金)、水沢サンパレスホテルにて令和6年度いわて鋳造研究会
総会・特別講演会を行いました。

出席者は会員・顧問・アドバイザーの27名でした。

 

 

議 事
  承認第1号 令和5年度いわて鋳造研究会事業報告について
  承認第2号 令和5年度いわて鋳造研究会収支決算報告について
  監査報告
  議案第1号 令和6年度いわて鋳造研究会事業計画(案)について
  議案第2号 令和6年度いわて鋳造研究会収支予算(案)について
  議案第3号 会則の一部改正について


総会は滞りなく進行し、令和5年度事業報告・収支決算報告および
令和6年度事業計画(案)・収支予算(案)が承認・可決されました。

 

総会の後半では、岩手大学鋳造技術研究センター センター長・教授 平塚貞人氏より、
今年度から岩手大学鋳造技術研究センター客員教授に新任された、池浩之氏の
ご紹介をいただきました。
池客員教授は前年度まで岩手県工業技術センター 理事兼ものづくり技術統括部長を
お務めになり、現在は素形材プロセス技術部 専門幹
研究員としてご活躍されています。
当研究会の技術顧問としてお迎えすることとなりました。

 

特別講演会では「切削加工による鋳造用砂型の作製」と題して、岩手県工業技術
センター(岩手大学鋳造技術研究センター客員教授)池浩之氏にご講演いただき
ました。

切削砂型造形法は平成28年から平成30年度に経済産業省サポイン事業で研究開発を
行った成果であり、研究開発に取り組んだ背景、切削砂型に用いた鋳物砂および
砂ブロックの圧縮強度、砂ブロックの切削加工試験後の表面粗さおよび形状精度などに
ついてお話いただきました。
さらに複雑形状品の試作の結果、砂型積層造形法・金属積層造形法などの比較結果に
ついても解説されました。

 

岩手県工業技術センター(岩手大学鋳造技術研究センター客員教授)池浩之氏

 

特別講演会後には情報交流会を行い、意見交換と共に親睦を深めました。

 

 

令和6年度も、いわて鋳造研究会は更に活動を進めて参りますので
よろしくお願いいたします。

 

 

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