令和6年9月20日(金)、四季の抄街のなか店を会場に、令和6年度いわて鋳造研究会
第1回中間報告会を開催しました。
出席者は会員・技術顧問・技術アドバイザーなど24名でした。
今回の発表内容は以下の通りです。
No. | テ ー マ | 企 業 名 |
1 | Yブロックからノックオフへの供試材の変更 | 岩手鋳機工業㈱ |
2 | 中子肉厚と引け性の関係についての調査 | ㈱及精鋳造所 |
3 | 製造現場におけるDX化への取組み | 岩手製鉄㈱ |
4 |
鋳造工場から排出される廃棄物の再利用に関する調査研究 |
㈲及春鋳造所 |
5 | 不良対策 | ㈲前田鋳工所 |
第1回中間発表会では、発表企業が研究テーマの内容や進捗状況など報告しました。
今回新たな取組みとして欠陥製品を会場に展示し、参加者全員で欠陥の原因および
対策について検討する時間を設けました。
実際に製品を手に取りながら活発な意見交換が行われました。
発表後、岩手大学鋳造技術研究センター 客員教授 池浩之氏から、
「各社の研究テーマが現場に密着している印象を受けました。研究に励み、
発表することで会員企業全体の有益となります。次回の報告会が非常に
楽しみです。」
との総評をいただきました。
中間報告会後には情報交流会を行い、意見交換と共に親睦を深めました。
今後は、各会員企業が技術顧問・アドバイザーの指導を受けながら、次回の
中間報告会に向けて研究のまとめに取り組んでいきます。
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