いわて鋳造研究会

いわて鋳造研究会は、南部鉄器の産地として有名な岩手県奥州市を中心に、産学官連携で活動している鋳物企業の研究グループです。

TEL.0197-51-8666

〒023-0132 岩手県奥州市水沢羽田町字明正131

ニュース

(株)及精鋳造所の技術報告が学会誌に掲載されました

公益社団法人日本鋳造工学会で発行している

「鋳造工学」9月号(第92巻(2020)第9号)に

本研究会所属の(株)及精鋳造所の細川光さん、及川敬一さん、

技術顧問の岩手大学の小綿利憲特任教授、平塚貞人教授による技術報告が掲載されました。

 

テーマは

『高CE値をもつ南部鉄器製造溶湯へのSb,Mn添加による機械部品製造技術の開発』

です。

 

この報告は、鋳造工学会の令和元年度の技術賞を受賞した内容をまとめたものとのことです。

ご興味がある方は鋳造工学会誌第92巻(2020)第9号をご覧ください。

 

 

令和元年度成果報告会を行いました

令和2年8月26日(水)、奥州市鋳物技術交流センター2階第1研修室で

令和元年度いわて鋳造研究会成果発表会を開催しました。

 

成果発表会は毎年6月に行っていましたが

新型コロナウィルスの影響で延期となっていました。

 

また、例年9月には中間報告会を行っていますが

時期が近くなってしまったため

今回はそれも併せた内容で行いました。

 

   

挨拶をする佐藤 庄一会長

 

出席者は会員や顧問、アドバイザーなど約30名。

 

佐藤庄一会長は

「新型コロナウィルスの影響で経済の先行きが不透明ではあるが

企業として生き残るためには品質が大事。

研究をすることで品質を上げ、生き残れる会社を目指そう。」

と会員たちを激励しました。

 

続いて行った発表内容は以下の通りです。

  発表内容 企業
1. FC250保安部品の不良対策 岩手鋳機工業㈱
2. 製品情報の見える化 ㈱水沢鋳工所
3.

Mn含有量の異なる片状黒鉛鋳鉄のチル化傾向と機械的性質に及ぼす炭素当量及び冷却速度の影響

㈱根岸工業所
4. 押し湯方案の最適化 ㈲前田鋳工所
5. 強度不足不適合の原因調査 ㈲前田合金鋳造所
6. 冷し金の性質調査 岩手製鉄㈱
7. 片状黒鉛鋳鉄の黒鉛形状に及ぼす要因の検討 ㈱及精鋳造所

 

質疑応答の様子

 

発表時間は10分、質疑応答時間は5分と短い時間でしたが

不良対策、品質向上、業務改善などの内容で各社発表を行い、

熱い議論が交わされました。

 

発表の中にはこの研究会で取り組んだことで

設計の問題が明らかになり不利益を回避できた案件なども紹介され

意義のある研究会であることが実感できました。

 

岩手大学 教授 平塚 貞人先生

 

発表の最後に岩手大学の平塚 貞人教授より

各社の研究内容に対して学術的視点からのアドバイスや知見、

研究会全体の内容について総評をいただきました。

 

科学技術振興機構 佐藤 利雄 氏

 

岩手大学 客員教授 堀江 皓 先生

 

その他、科学技術振興機構の佐藤利雄氏より

「T-MJSNTの活動について~T-MJSNTの参加機関は東北経産局、東北総合通信局(SCOPE)、NICT,NEDO,JST,中小機構東北本部で活動~」と題して補助制度の説明を、

岩手大学客員教授の堀江 皓先生から

「日本鋳造協会人材育成事業「鋳造カレッジ」の紹介と「東北地区鋳造カレッジ」開催予定」と題して来年度予定している人材育成事業の紹介をしていただきました。

 

各社とも、本年度も研究を続けることにしています。

次回いわて鋳造研究会の中間報告会は12月の予定です。

 

第3回会員企業工場見学(株式会社シグマ製作所)を行いました

令和2年8月6日(木)、第3回会員企業工場見学会として

株式会社シグマ製作所花泉工場へ行ってきました。

※写真はシグマ製作所HPよりお借りしました。

 

シグマ製作所は本社を埼玉県川口市に置く企業で

・建設機械部品鋳物

・油圧機械部品鋳物

・一般機械用高級鋳鉄

などをねずみ鋳鉄や球状黒鉛鋳鉄で製造しています。

 

花泉工場は社員数45名(うち女性3名)。

造型機3台、高周波誘導炉1tを2基保有し、

溶解造型から仕上げ、分析まで行っています。

工場内はとてもきれいで、

高い精度が必要とされる部品も

製造しているとのことでした。

興味津々の参加者たち

 

この工場見学は当初3月に実施を計画していましたが

新型コロナウィルスの感染防止の観点から延期していたものです

 

今回参加したのは8社と事務局、計19名でした。

 

はじめに佐藤会長から挨拶を、

続けてシグマ製作所大庭代表取締役から

会社と工場の説明をしていただき、

2班に分かれて工場見学をしました。

 

30℃を超える暑さの中での工場見学でしたが、

参加者は見学中及び見学後の質疑応答時間にも活発に質問や意見を述べ

また、シグマ製作所の皆様にも親切にお答えいただきました。

 

最後に岩手大学山田特任教授よりコメントをいただき締めくくりました。

 

今回の工場見学も大変意義のあるものとなりました。

参加者全員で集合写真

鋳造工学会誌に会員の及川敬一氏のインタビューが掲載されました

公益社団法人日本鋳造工学会が発行している

「鋳造工学」2020年3月号インタビュー鋳物人コーナーに

本研究会会員の(株)及精鋳造所 及川敬一代表取締役社長が掲載されました。

ぜひご一読ください。

 

内容はこちらから→インタビュー鋳物人及川敬一

※日本鋳造工学会に掲載許可済み(2020,04,16)

 

令和元年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会を行いました。

 12月10日(火)に、令和元年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会を開催いたしました。

 

 第2回中間報告会では、各会員企業が、設定した研究課題に関するここまでの進捗状況、行った実験の結果や3月までの予定等について報告し、活発な質疑応答が行われました。
 今後は、各会員企業が技術アドバイザーの指導を受けながら、3月の成果発表会に向けて研究のまとめに取り組んでいきます。

 

  発表内容 企業
1. 片状黒鉛鋳鉄の黒鉛形状に及ぼす要因の検討 ㈱及精鋳造所
2. FC250 保安部品の不良対策 岩手鋳機工業㈱
3. 球状黒鉛鋳鉄のひけ性に及ぼすZrとAlの影響 ㈱水沢鋳工所
4. 強度不足不適合の原因調査 ㈲前田合金鋳造所
5. 押し湯方案の最適化 ㈲前田鋳工所
6. 高マンガン高強度片状黒鉛鋳鉄における肉厚感受性 ㈱根岸工業所
7. 冷し金の性質調査 岩手製鉄㈱

 

特別講演会 講師
ザク巣など鋳造欠陥の正体とその対策
  ~効率的な不良対策を目指して~
竹本義明氏
(TCT Casting Technologies 代表)

 

 中間報告会の後は、TCT Casting Technologies 代表の竹本義明氏を講師に迎え、特別講演会を開催いたしました。
 ダクタイル鋳物内部に生じる「ザク巣」は、加工後に発見されることも多い厄介な鋳造欠陥です。通常は押湯など引け巣用の対策を講じることで防ぐことができますが、複雑形状の鋳物だと、それだけでは直らないものもあります。
 そのような場合は、そもそもザク巣状の欠陥を全て「引け巣」と判断して対処しているのに問題があるのではないかと考え、電子顕微鏡FE-EPMAを用いた「被膜観察法」で欠陥生成過程を詳細に分析し、欠陥生成の「真の原因」を明らかにすることで、より効率的な対策法を見つけ出したという研究について、ご講演していただきました。
 電子顕微鏡画像を用いて、被膜の生成や気泡の巻き込みの様子をわかりやすくご説明いただいたり、実際にザク巣の出た鋳物の対策事例もご紹介していただきました。その中で、従来の押湯や冷金はいわば「臭い物に蓋をする」的な対処法でもあるので、本来はその「臭い物=真の原因」を突き止めて無くすことこそが大事なのではないかと語られていました。
 また、竹本顧問は以前、岩手大学鋳造技術研究センターの特任教授で、当研究会の技術顧問も務めていただいたため、当研究会のことをよくご存じの方です。久しぶりの再会に会員たちも皆喜び、旧交を温める良い機会となりました。

 特別講演会終了後は情報交流会を行いましたが、「伝統的工芸品産業の振興に関し顕著な功労があった個人等」に贈られる「令和元年度 伝統的工芸品産業功労者等 東北経済産業局長表彰」を、岩手県南部鉄器協同組合連合会 元副会長で、会員企業の株式会社及精鋳造所の及川敬会長が受賞されたため、花束をお贈りし皆でお祝いしました。

 

第2回会員企業工場見学会(㈲三協金属)を行いました。

 11月13日(水)に、第2回会員企業工場見学会を開催いたしました。

 

 

 

 今回の見学先は有限会社三協金属で、参加者は17人でした。

 こちらは一関市花泉町にあり、機械鋳物と工芸鋳物の両方を製造している企業です。

 

 三協金属では、造型及び注湯に「ラクラクハンド」というハンドクレーンを利用して作業者の負担を減らす工夫や、砂型を台車で運ぶことで工場の限られたスペースを有効活用する工夫などがされており、参加者も皆興味深くそれらの工程を見学していました。

 また、三協金属では造型・溶解・仕上げ等を完全に分業せず、各作業者が状況に応じて複数の工程に関わる多能工化が進んでいました。

 小岩社長は、これによって作業者の鋳物への教養が深まると共に視野が広がり、フォローの必要なときには人がすぐに来るなど作業者同士の連携も良くなったと語られていました。

 また、終了後のアンケートでも様々な意見が出され、受入企業へと伝えられました。

令和元年度いわて鋳造研究会第1回中間報告会を行いました。

 9月12日(木)に、令和元年度いわて鋳造研究会第1回中間報告会を開催いたしました。

 

 第1回中間報告会では、今年度の研究テーマの内容やここまでの進捗状況について報告が行われ、活発な質疑応答が行われました。
 今後は、各社が技術アドバイザーの指導を受けながら、12月の第2回中間報告会、そして3月の成果発表会を目指して研究を進めていきます。

 

  発表内容 企業
1. 球状黒鉛鋳鉄の機械的性質に及ぼすアンチモン添加の影響 ㈱及精鋳造所
2. FC250 保安部品の不良対策 岩手鋳機工業㈱
3. 球状黒鉛鋳鉄のひけ性に及ぼすZrとAlの影響 ㈱水沢鋳工所
4. 塗型の乾燥状態による銅合金金属組織への影響 ㈲前田合金鋳造所
5. 押し湯方案の最適化 ㈲前田鋳工所
6. 高マンガン高強度片状黒鉛鋳鉄における肉厚感受性 ㈱根岸工業所
7. 冷し金の性質調査 岩手製鉄㈱
8. 原点に返ったものづくりと消費者視点での性能向上に沿った研究開発の実施 ㈱及富

 

特別講演会 講師
金属積層造形について 黒須信吾氏
(岩手県工業技術センター 素形材プロセス技術部 主任専門研究員)

 

 中間報告会の後は、岩手県工業技術センター主任専門研究員の黒須信吾氏を講師に迎え、特別講演会を開催いたしました。
 まず、3Dプリント技術はものづくりの分類で「付加加工」に当たり、1990年代には「試作ツール(Rapid Prototyping, RP)」として注目されていたのが、現在では「製造ツール(Additive Manufacturing, AM)」として広く用いられるまでに発展してきた、といった概観のところから丁寧にご説明していただきました。
 次に、AM技術の分類とそれぞれの特徴や、岩手県工業技術センターの保有する「レーザービーム積層造形装置」「電子ビーム積層造形装置」という2種類の金属積層造形装置について、装置スペックや製造工程を比較しながらわかりやすくご説明していただきました。また、過去の共同研究で、金属粉末積層造形により高機能化した鉄瓶の例などもご紹介していただきました。
 そして、従来加工技術(鋳造・機械加工)と比較した金属積層造形のメリット・デメリット、ものづくりに金属積層造形をうまく取り入れ、活用していくためのポイントについてもお話ししていただきました。
 現状では、金属積層造形法は限られた分野の製品(高付加価値製品)での適応で、一般工業製品にも同じように適応していくのは極めて難しいが、装置や材料、ソフトウェアなどの開発・研究は確実に進歩しているので、現状を理解した上で多くの人が知恵を出し合ってアイディアを創生し、研究や実験で育てていくことが必要である、と語られていました。

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 水沢鋳物工業協同組合前理事長で、当研究会前副会長である及川勝比古氏が、報告会当日の早朝にご逝去されました。

 当研究会の発展にご尽力された故人のご冥福を祈り、開会前に出席者全員で黙祷を捧げました。

第1回会員企業工場見学会(㈱根岸工業所)を行いました。

 当研究会では、今年度から「会員企業工場見学会」を始めることとなりました。

 

 これは、会員同士であっても、意外とお互いの工場の中を見る機会がなかったり、作業環境や作業標準をどのように定めているのかよく知らないという意見があったためです。

「見学受入企業の準備や負担をなるべく減らす」

「通常の工場見学よりも細かいところまで見て、何でも気軽に質問できるようにする」

「普段工場見学をする機会の少ない現場の作業者も参加しやすい形式にする」

「見学後はアンケートを取り、見学受入企業にも意見をフィードバックする」

という内容で、今後会員企業の持ち回りで行っていく予定です。

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 第1回となる今回は、7月8日(月)に株式会社根岸工業所を見学先として行いました。

 株式会社根岸工業所では機械鋳物を製造しており、鋳造工場の他に加工や塗装の工場も保有しているため、素材だけではなく加工付きの仕事も多く受注しています。

 参加者は25人で、4班に分けて鋳造・仕上げ・加工・塗装の4か所を順番に回るという形で行いました。

 見学後に再び集合して質疑応答の時間を設けましたが、見学している間も参加者各自が活発に質問や意見を述べており、皆大いに得るもののある工場見学となったようでした。

 また、終了後のアンケートでも様々な意見が出され、受入企業へと伝えられました。

令和元年度いわて鋳造研究会総会を行いました。

 6月17日(月)に、令和元年度いわて鋳造研究会総会を開催いたしました。

 

 

 

議事
承認第1号 平成30年度いわて鋳造研究会事業報告について
承認第2号 平成30年度いわて鋳造研究会収支決算報告について
  監査報告
議案第1号 令和元年度いわて鋳造研究会事業計画(案)について
議案第2号 令和元年度いわて鋳造研究会収支予算(案)について
議案第3号 役員の選出について
  その他

 

特別講演会 講師
鋳鉄製造工程管理の重要性と鋳造設備の予知保全 山田聡氏
(国立大学法人岩手大学 特任教授)

 

 総会は滞りなく進行し、平成30年度事業報告・収支決算報告及び、令和元年度事業計画(案)・収支予算(案)が無事承認、可決されました。

 また、今年度は任期満了に伴う役員改選が行われました。
佐藤庄一会長他4名は再任となった一方で、副会長では株式会社及精鋳造所の及川敬一代表取締役社長、幹事では株式会社水沢鋳工所の小野寺雄二課長、会計監事では有限会社前田合金鋳造所の前田亮一代表取締役社長が新たに加わった役員体制となりました。

(令和元年度 新役員)
会 長  佐藤 庄一  ㈱根岸工業所
副会長  及川 和也  ㈲筑摩水沢
副会長  及川 敬一  ㈱及精鋳造所
幹 事  前田 俊一  ㈲前田鋳工所
幹 事  狩野 和寿  岩手鋳機工業㈱
幹 事  及川 春樹  ㈲及春鋳造所
幹 事  小野寺 雄二 ㈱水沢鋳工所
会計監事 前田 亮一  ㈲前田合金鋳造所

 総会の後は、今年度から当研究会の技術顧問にお迎えした岩手大学の山田聡特任教授による、特別講演会を開催いたしました。
 山田特任教授は、定年退職されるまで株式会社アイメタルテクノロジー(現IJTテクノロジーホールディングス株式会社)に勤めておられましたが、まず最初に会社での職務内容や取り組んだ技術課題についてご紹介していただきました。
 そして次に、今回の主題である「工程管理」と「設備保全」について、基本的な考え方から高度な「予知保全」に至るまで、丁寧にご教授いただきました。
 不良対策は生産現場や工場を見直す絶好の機会であるため、その場限りで終わらせずにしっかり突き詰めて考えれば、他の製品でもその知見を生かすことができたり、工程の管理値そのものの見直しや設備改善の段階まで発展させることもできます。そのため、毎日小さな改善を積み重ねていくことが大事であると語られていました。

 特別講演会終了後には情報交流会を行い、講演で聞けなかった話や意見を交換しながら、親睦を深めました。

 新年号「令和」の時代を迎え、いわて鋳造研究会も更に活動を進めて参ります。よろしくお願いいたします。

本研究会会員が、日本鋳造工学会の技術賞、日下賞、現場技術改善優秀賞を受賞しました。

 去る5月18日に千葉工業大学で行われた、日本鋳造工学会第173回全国講演大会において、㈱及精鋳造所 及川敬一氏、細川光氏が「技術賞」を、㈱水沢鋳工所 田村直人氏が「日下賞」を、㈱及精鋳造所 サークル「吉見塾2018」が「現場技術改善優秀賞」を、それぞれ受賞いたしました。

○技術賞
 (鋳造に関する材料、技術、設備などの独創的な開発に貢献し、顕著な業績を挙げた人物に与えられる賞)
 受賞者: 株式会社及精鋳造所 及川敬一氏、細川光氏
 受賞内容:「南部鉄器製造溶湯(高CE値)へのアンチモン(Sb)添加による機械部品製造技術の開発」

○日下賞
(鋳造に関する学問及び技術の進歩、向上あるいは本学会の発展に将来大きく寄与されると考えられる新進気鋭の人物に与えられる賞)
 受賞者: 株式会社水沢鋳工所 田村直人氏
 受賞内容:「高強度軽量球状黒鉛鋳鉄製鋳造品の研究開発」

○現場技術改善優秀賞
(各職場の生産工程における様々な技術改善の中で特に優れたものに与えられる賞)
 受賞者: 株式会社及精鋳造所 サークル「吉見塾2018」
      (細川光氏、千田和斗氏、千葉紘映氏、佐藤良氏、菊池直己氏)
 受賞内容:「生型ラインでのFC製カバーの押込み不良低減対策」

           

 

 

当研究会の技術顧問として、岩手大学の山田聡特任教授をお迎えしました。

 今年度から、岩手大学鋳造技術研究センター 水沢サテライトの山田聡特任教授を、当研究会の技術顧問としてお迎えしました。
 山田特任教授は、株式会社アイメタルテクノロジー(現IJTテクノロジーホールディングス株式会社)で研究開発部長、工場長、開発部門統括などを歴任された方です。
 昨年度で株式会社アイメタルテクノロジーを定年退職された後、岩手大学鋳造技術研究センター 水沢サテライトの特任教授に着任され、当研究会の技術顧問としてお迎えすることとなりました。

平成30年度いわて鋳造研究会成果発表会を行いました。

 3月18日(月)に、平成30年度いわて鋳造研究会成果発表会を開催いたしました。

 

 

 成果発表会では、この一年間の研究成果について各会員企業が報告、若手技術者を中心に活発な質疑応答や議論が行われました。

 

  発表内容 会員企業
1. 球状黒鉛鋳鉄の機械的性質に及ぼすアンチモン添加の影響 ㈱及精鋳造所
2. 1カップ熱分析法による球状黒鉛鋳鉄用接種剤の選定 ㈱水沢鋳工所
3. 片状黒鉛鋳鉄に及ぼす窒素の影響 ㈱根岸工業所
4. 鋳造現場におけるアルミニウム合金溶湯品質の調査方法確立 ㈲前田合金鋳造所
5. コールドボックス法から有機CO2ガス法への変更 ㈲佐酉
6. 超音波探傷機による球状化率の判定 ㈲前田鋳工所
7. 生型鋳物砂組成を安定化させるための管理方法の検討 岩手鋳機工業㈱
8. 自硬性鋳型に使用する金枠の強度及び構造の検討 岩手製鉄㈱
9. 3D技術を活用した鉄瓶ZAKU商品開発秘話 ㈱及富

 

 発表後には、岩手大学の小綿利憲特任教授に総評をしていただきました。
 各会員企業の発表について講評していただいた後、「将来、研究会の20周年記念誌に載せたり、学会誌に投稿することができるように、ぜひ発表を文章の形でも残してほしい」と話されていました。
 また、「研究会は参加企業のための会であり、今後もそれぞれの企業のためになる研究を積極的にしてほしい」と激励をいただきました。

 

特別講演会 講師
もうひとつの鋳鉄 麻生節夫氏
(国立大学法人秋田大学大学院 理工学研究科
   物質科学専攻 材料理工学コース 教授)

 

 成果発表会の後は、国立大学法人秋田大学の麻生節夫教授を講師に迎え、特別講演会を開催いたしました。
 始めに麻生教授のこれまでのご経歴について、その後は主に専門分野である「白鋳鉄」についてのご講演をしていただきました。
 鋳鉄の中での白鋳鉄の分類、機械部品に使われる高クロム白鋳鉄の特徴と機械的性質、麻生教授のこれまで行ってきた共同研究などの内容をお話しされました。
 また、麻生教授は今年度で秋田大学を定年退職されますが、来年度からは岩手大学鋳造技術研究センター 水沢サテライトの客員教授に着任され、当研究会の技術顧問として、これからお世話になることになります。

 特別講演会終了後は情報交流会を行いましたが、当研究会の技術顧問として5年間にわたりお世話になった岩手大学の中澤友一特任教授が、今年度で任期満了につき退職されるということで、花束を贈り、退任のごあいさつをいただきました。
 
 今年度は、日本鋳造工学会東北支部大会への開催協力、会員の大平賞受賞など、東北の中で当研究会の存在感を発揮することのできた一年となりました。
 来年度も、いわて鋳造研究会をよろしくお願いいたします。

本研究会会員の現場技術改善事例が学会誌に掲載されました。

 日本鋳造工学会誌『鋳造工学』第90巻 第12号(平成30年12月15日発行)において、本研究会会員の㈱及精鋳造所の現場技術改善事例が掲載されました。

○現場技術改善事例「生型ラインでのFC製カバーの押込み不良低減対策」
㈱及精鋳造所 サークル名:吉見塾2018
細川 光、千田 和人、千葉 紘映、佐藤 良、菊池 直己
『鋳造工学』第90巻 第12号 (2018) P740-742

平成30年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会を行いました。

 12月12日(水)に、平成30年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会を開催いたしました。

 

 

 第2回中間報告会では、各会員企業が、設定した研究課題に関するここまでの進捗状況、行った実験の結果や3月までの予定等について報告し、活発な質疑応答や議論が行われました。
 今後は、各会員企業が技術アドバイザーの指導を受けながら、3月の成果発表会に向けて研究のまとめに取り組んでいきます。

 

  発表内容 会員企業
1. 球状黒鉛鋳鉄の機械的性質に及ぼすアンチモン添加の影響 ㈱及精鋳造所
2. 1カップ熱分析法による球状黒鉛鋳鉄用接種剤の選定 ㈱水沢鋳工所
3. ブリケットを用いたキュポラ溶解における窒素の影響 ㈱根岸工業所
4. 鋳造現場におけるアルミニウム合金溶湯品質の調査方法確立 ㈲前田合金鋳造所
5. 超音波探傷機による球状化率の判定 ㈲前田鋳工所
6. 生型鋳物砂組成を安定化させるための管理方法の検討 岩手鋳機工業㈱
7. 自硬性鋳型に使用する金枠の強度及び構造の検討 岩手製鉄㈱

 

特別講演会 講師
日本鋳造工学会の取組みと中小鋳物企業の飛躍に向けて
 ―未来のものづくりを考える
   ロボットとIoT・AIの融合によるものづくり―
清水一道氏
(国立大学法人室蘭工業大学
       大学院工学研究科 教授)
(公益社団法人日本鋳造工学会 副会長)

 

 中間報告会の後は、国立大学法人室蘭工業大学教授の清水一道氏を講師に迎え、特別講演会を開催いたしました。
 まず、北海道の大学は鋳造分野を含め、再編・統合に向けた動きがあることや、北海道の鋳造企業数も年々減少傾向にある、といった北海道の鋳造業界の現状について説明していただきました。
 このような中で、人や仕事を道外から呼び込むためには、全国区で注目されるような取り組みをどんどん行っていかなければならないと話されていました。その一例として、室蘭工大が冬季オリンピック競技「スケルトン」で使用するそりを、クラウドファンディングで資金を調達し開発したことなど、地域活性化のための地元と密着した積極的な取り組みを紹介していただきました。
 その他にも、鋳造プロセスへのX線CTの適用、鋳造工場のIoT化の事例や、産官学金連携で行っている「ものづくり目利き塾」等の人材育成の取り組み、また以前にもご講演をしていただいた「鋳物シンジケート」や「シップリサイクル」についても、その後の現状報告をしていただきました。
 ものづくりにおいて大切なのは、能力・環境・モチベーション、そしてなにより「熱」であること、「熱」は高い所から低い所に流れるので、良い人や仕事を呼び込んで企業が飛躍するためには熱い情熱と信念を持つことが大切である、ということを「熱く」語られていました。

 特別講演会終了後には情報交流会を行い、講演で聞けなかった話や意見を交換しながら、親睦を深めました。

 

平成30年度いわて鋳造研究会第1回中間報告会を行いました。

 9月12日(木)に、平成30年度いわて鋳造研究会第1回中間報告会を開催いたしました。

 
 第1回中間報告会では、今年度の研究テーマの内容やここまでの進捗状況について報告を行いました。
 今後は、各社が技術アドバイザーの指導を受けながら、12月の第2回中間報告会、そして3月の成果発表会を目指して研究を進めていきます。

 

発表内容 企業
1. 球状黒鉛鋳鉄の機械的性質に及ぼすアンチモン添加の影響 ㈱及精鋳造所
2. 1カップ熱分析法による球状黒鉛鋳鉄用接種剤の選定 ㈱水沢鋳工所
3. 片状黒鉛鋳鉄に及ぼす窒素の影響 ㈱根岸工業所
4. 鋳造現場におけるアルミニウム合金溶湯品質の調査方法確立 ㈲前田合金鋳造所
5. 超音波探傷機による球状化率の判定 ㈲前田鋳工所
6. 生砂組成を安定化させるための管理方法の検討 岩手鋳機工業㈱
7. 自硬性鋳型に使用する金枠の強度及び構造の検討 岩手製鉄㈱
8. 機械加工課不良低減活動 ㈱シグマ製作所

 

特別講演会 講師
鋳物工場における設備管理と設備更新事例 宮西義明氏
(㈱アイメタルテクノロジー 北上工場
         奥州製造部 部長付)
(前東北三和金属㈱ 顧問)

 

 中間報告会の後は、株式会社アイメタルテクノロジー北上工場 奥州製造部 部長付(前東北三和金属株式会社 顧問)の宮西義明氏を講師に迎え、特別講演会を開催いたしました。
 「設備は製造業にとって最も大切なリソースの一つであり、壊れてから修理するのではなく、点検整備を施して常に信頼性の高い状態で機能させることが重要である」という考えに立った設備管理=保全をテーマとした講演となりました。
 保全の基本理念の説明から、清掃・点検等の日常的な保全活動で気を付けること、長期的な視点での備え方、故障の実例とそこから学んだことの紹介など、とても詳細で網羅的な内容を、具体例も交えつつ講義していただきました。
 またあわせて、省力化・省人化のために一部の工程を自動化した事例や、今後の計画についても紹介していただきました。

平成30年度いわて鋳造研究会総会を行いました。

 6月27日(水)に、平成30年度いわて鋳造研究会総会を開催いたしました。

 

 

議事
承認第1号 平成29年度いわて鋳造研究会事業報告について
承認第2号 平成29年度いわて鋳造研究会収支決算報告について
監査報告
議案第1号 平成30年度いわて鋳造研究会事業計画(案)について
議案第2号 平成30年度いわて鋳造研究会収支予算(案)について
その他

 

 総会は滞りなく進行し、平成29年度事業報告・収支決算報告及び、平成30年度事業計画(案)・収支予算(案)が無事承認、可決されました。

 

特別講演会 講師
鋳物用ベントナイトの機能
      及び今後の砂管理手法
阿部清貴氏(クニミネ工業株式会社
      ベントナイト事業部 素形材センター長)

 

 総会の後は、クニミネ工業株式会社素形材センター長の阿部清貴氏を講師に迎え、特別講演会を開催いたしました。
 まず、ベントナイトの種類や生砂の特性と試験方法など基礎的な部分から、工場での実践的な砂管理方法へと進み、砂の状態が変動するメカニズム、主な要因とその対処法、添加剤の適切な投入量などを、実際のデータも交えて分かりやすく教えていただきました。
 そして、今後の砂管理手法は、人の感覚によるものから、ライン砂の「見える化」によるデータ管理へと移行していくと語られていました。
 また、本研究会を構成しているような、小ロット・国内向けの中小鋳物工場は、大ロットの大企業と比べ、実は変動が少なく安定しているのが強みであること、大企業では何か問題があっても工程全体を見直すというのが難しいが、中小企業ならすぐに現場や他工程と打ち合わせして改善できることなどを挙げられていました。
 さらに、「鋳物=男の職場」という考えを捨てて女性も働きやすい環境作りをすること、コストではなく品質で競争力を付けることなど、我々が今後生き残っていくための、様々な有益なアドバイスをいただきました。

 特別講演会終了後には情報交流会を行い、講演で聞けなかった話や意見を交換しながら、親睦を深めました。

公益社団法人日本鋳造工学会東北支部第47回岩手大会が行われました。

 4月17日(火)~18日(水)に、公益社団法人日本鋳造工学会東北支部第47回岩手大会が、奥州市鋳物技術交流センターにて開催されました。
 日本鋳造工学会東北支部では、事業報告・収支報告や事業計画の審議をするために、毎年東北各県持ち回りで支部大会を開催しており、今回は岩手県が開催地となりました。
 今大会では、地元開催ということで本研究会が運営に全面的に協力することになり、本研究会の佐藤庄一会長が実行委員長となり、若手メンバーを含めた本研究会会員が当日の係員となって、東北各地からの参加者の皆さんをもてなしました。

 

 

 また、支部大会では、支部会員の表彰式、講演会、工場見学会も行われました。
 そのうち、平成30年度各賞表彰式では、本研究会の及川勝比古副会長(㈱水沢鋳工所)が大平賞を受賞しました。

 今回は東北各県から計76名の参加者があり、本研究会会員もさまざまな情報交換をすることができ、大変有意義な機会となりました。
 4月から幸先の良いスタートを切ることができました。
 今年度も本研究会をよろしくお願いいたします。

平成29年度いわて鋳造研究会成果発表会を行いました。

 3月15日(木)に、平成29年度いわて鋳造研究会成果発表会を、水沢グランドホテルにて開催いたしました。

 

 

 成果発表会では、この一年間の研究成果について各会員企業が報告、若手技術者を中心に活発な質疑応答や議論が行われました。
 また、それに加えて今回は「話題提供」という形での発表も行われました。

 

発表内容 会員企業
1. ねずみ鋳鉄の薄肉化に関する研究 ㈱水沢鋳工所
2. 合金添加による硬度の安定化 岩手鋳機工業㈱
3. 耐摩耗部材の材質検討 岩手製鉄㈱
4. 片状黒鉛鋳鉄に及ぼす窒素の影響 ㈱根岸工業所
5. 有機CO2ガス鋳型造型条件の妥当性検証 ㈲佐酉
6. 鋳込み重量の計測による入干不良対策と生産計画の合理化 ㈱及精鋳造所
7. 社内不良 歩留り改善 東北三和金属㈱
8. 国内産ベントナイトの特性評価 ㈲及春鋳造所
9. たたら製法によるケラを原材料にした鋳物試作の紹介 及源鋳造㈱
10. 新しいデザインと機能性を両立した鉄瓶の製品開発 ㈱及富
11. 低RE(高La)球状化剤を用いたダクタイル鋳鉄の機械的性質とヒケ性の把握 ㈱及泰

 

話題提供内容 会員企業
1. 話題提供 ㈲筑摩水沢
2. 自社での困りごと ㈱シグマ製作所

 

 発表後には、岩手大学の中澤友一特任教授に総評をしていただきました。
 「今年度は品質管理や工程改善に係わる発表が複数あったが、鋳造の管理項目は多岐にわたり、『出湯温度は測っていても鋳込温度は測っていない』など、会社ごとにばらつきがあると思うので、他社の発表を聞くことで自社を見直すきっかけにしてほしい」と話されました。
 また、「既に文献に出ている内容であっても、自社でそれを検証するということには意味があり、一緒に試験を行った社員と経験を共有することで、それが社員の成長にもつながるので、積極的に取り組んでほしい」と話されました。

 

特別講演会 講師
社会情勢を取り巻く鋳造関連の研究課題と取り組み 小綿利憲氏
(国立大学法人岩手大学 特任教授)

 

 成果発表会の後は、当研究会技術顧問で岩手大学特任教授の小綿利憲氏による、特別講演会を開催しました。
 小綿先生がこれまで取り組んでこられた研究の多くは、その時々の社会情勢と密接に関連したものです。
 具体的には、社会情勢の変化によって、日本の鋳造業全体に悪影響が出ればそれの解消に役立つ研究、鋳造業に対して社会的要請があればそれに対応するための研究などです。
 そこで、今回はそれらの中でも、以下の研究課題に関してご講演していただきました。
【課題①】自動車の軽量化・高強度化のための高マンガン鋼の研究
【課題②】原材料である鉄スクラップの品質変化対策としての材質改善の研究
【課題③】東日本大震災の被災自動車対策としての自動車リサイクル技術の研究
【課題④】希土類元素(レアアース)価格高騰対策としての脱希土類技術の研究
 また、「社会情勢の変化というのは、同様の変化が何度も繰り返しやってくるものなので、過去のデータを残しておくことが重要である」と述べられました。
 
 また、終了後には情報交流会を行い、成果発表や講演で聞けなかった話や意見を交換しながら、親睦を深めました。
 
 今年度は、本研究会会員が日本鋳造工学会創立85周年特別功労賞、Castings of the Year賞を受賞するなど、本研究会にとって大変栄誉ある一年となりました。
 来年度も、いわて鋳造研究会をよろしくお願いいたします。

広報おうしゅう 平成30年1月本号にて、いわて鋳造研究会の活動が掲載されました。

 平成30年1月11日発行の『広報おうしゅう 30年1月本号』にて、「【特集】産学官連携が開く鋳物の未来 ――進化する技術・人――」と題して、いわて鋳造研究会の産学官連携活動のことを大きく取り上げていただきました。

広報おうしゅう30年1月本号
特集 P1-2
   P3-4

平成29年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会を行いました。

 12月7日(木)に、平成29年度いわて鋳造研究会第2回中間報告会を、水沢グランドホテルにて開催いたしました。

 


 

 第2回中間報告会では、各会員企業が、設定した研究課題に関するここまでの進捗状況、行った実験の結果や3月までの予定等について報告し、活発な質疑応答や議論が行われました。
 今後は、各会員企業が技術アドバイザーの指導を受けながら、3月の成果発表会に向けて研究のまとめに取り組んでいきます。

 

発表内容 会員企業
1. ねずみ鋳鉄の薄肉化に関する研究 ㈱水沢鋳工所
2. 合金添加による硬度の安定化 岩手鋳機工業㈱
3. 耐摩耗部材の材質検討 岩手製鉄㈱
4. 片状黒鉛鋳鉄に及ぼす窒素の影響 ㈱根岸工業所
5. 有機CO2ガス鋳型造型条件の妥当性検証 ㈲佐酉
6. 低RE(高La)球状化剤を用いたダクタイル鋳鉄の機械的性質とヒケ性の把握 ㈱及泰
7. 鋳込み重量の計測による入干不良対策と生産計画の合理化 ㈱及精鋳造所
8. 国内産ベントナイトの特性評価 ㈲及春鋳造所
9. たたら製法によるケラを原材料にした鋳物試作の紹介 及源鋳造㈱
10. 社内不良 歩留り改善 東北三和金属㈱

 

特別講演会 講師
溶解ができなきゃモノづくりが始まらない 村田博敏氏(株式会社ナニワ炉機研究所 専務取締役)

 

 中間報告会の後は、株式会社ナニワ炉機研究所専務取締役の村田博敏氏を講師に迎え、特別講演会を開催いたしました。
 明治時代に起こった産業の変化と鋳造の歴史、各種溶解炉の原理・特徴などの基礎的な部分から、自社で取り組まれている最先端の研究やプロジェクトまで、様々な実例を交えてご紹介していただきました。
 先日行われた第5回国際キュポラ会議の様子や、鋳造時のCO2削減のための様々な最新システム、バイオコークス製造装置、不純物除去装置など、エネファームのようなエネルギー循環の構築まで見据えた未来へのビジョンを語っていただき、参加者は皆大いに感銘を受けていました。

 特別講演会の後は、水沢鋳物工業協同組合との共催で、佐藤庄一氏『日本鋳造工学会創立85周年特別功労賞』並びに水沢鋳工所『Castings of the Year賞』受賞祝賀会を開催いたしました。
 佐藤庄一氏は当研究会の会長であり、水沢鋳工所代表取締役社長の及川勝比古氏は水沢鋳物工業協同組合の理事長であることから、両団体にとって大変おめでたい機会となり、多くの同業の方々で盛大にお祝いしました。